Belzonaの幅広いエポキシベースの金属補修用複合材と高温コーティング、ライニング材は1970年代後半から石油・ガス産業でご愛用いただいています。 これらの製品は、海上、陸上で様々な温度と圧力で使われる機器に対して優れたエロージョン・コロージョン保護と耐薬品性を与えるように開発しました。 Belzonaでは運転休止時間と労力を軽減すると同時に、機器交換の必要を排除するコスト効果の高いソリューションをお届けします。
プロセス容器の内外保護
Belzonaの昇温ライニング(60°C~90°C、140°F~194°F)と 高温ライニング(90°C~180°C (194°F - 356°F) はスプレーまたは手で塗布でき、硬化後は母材と腐食性の内容物の間にバリアを築いて、腐食管理時間を延長できます。 Belzonaのライニングはエロージョン・コロージョンに耐えるだけではなく、蒸気洗浄や爆発性の減圧などの激しい圧力、温度の変化にも耐えます。 耐腐食ソリューションには小孔ノズルとフランジ面の保護もあり、Belzona 1511 (スーパーHTメタル) とBelzona 1391 (セラミックHT) などの資材を用いて母材を腐食性の環境から完全に分離します。
配管の補修と保護
薄い壁、貫通孔の補修にはBelzonaの金属補修材をお使いください。 配管ラップ、当て板接着補修、孔食部の充填は資産の寿命を延ばします。 Belzona SuperWrapはISOとASME準拠のラップ補修ソリューションで、圧力がかかって弱り穴の開いた配管に最適です。 これらは現場で塗布でき、旧来の切断、溶接と言った高温作業は不要です。 Belzona 3411 (被覆メンブレン) はフランジ接着部を環境からシールして、フランジの腐食を防ぎます。 このシステムは容易に剥がして検査ができ、その後は元の保護状態に戻せます。 保温材下腐食 (CUI) は高度なケレンが不要な熱活性資材で補修し、さらに保温材を微小孔質のBelzona 3211 (ラグシール) システムで被覆して腐食を防げます。
冷間接着
Belzonaでは溶接に代わる冷間接着ソリューションをお届けし、デッキ、タンク、配管、継手などの資産の取付けとメンテナンスを安全かつ容易に現場で行えます。 デッキの機器、フレームワーク、サポートは恒久的に、安全に接着できます。 Belzonaの冷間接着は製造段階でも、またプラットフォームを使用中でも同様に効果的にご使用いただけます。 腐食した機器や構造物はBelzonaの画期的な注入接着技術で現場補修可能です。 この技術はデッキの改造やその他の構造物の健全性の補修で実績を上げています。
スプラッシュゾーンの補修と保護
耐食性の補修用複合材とコーティング材はゴム製のシース、孔食による損傷の補修に使用でき、ライザーを長期に渡ってエロージョン・コロージョンから守ります。 Belzona 2111 (D&Aハイビルドエラストマー) などBelzonaの柔軟なシールソリューションは補修、充填物の形成、ゴムの再接着にお使いいただけます。 Belzona 5831 (STバリア) などBelzonaの高度なケレンが不要な保護コーティング材は、スプラッシュゾーンや水面下でも現場で塗布できます。
貯蔵タンクと流出防止目的の二次設備の補修と保護
Belzonaの 貯蔵タンク の損傷に対するソリューションには緊急漏れ補修、冷間当て板接着補修があり、急速硬化のエポキシ材の使用で高温作業を不要にし、健康と安全上ご心配なくお使いいただけます。 タンクの底はBelzona 3111 (フレキシブルメンブレン) などの無溶剤のコーティング材でシールでき、これは液状塗布型のメンブレンで、とらえられた湿気を逃しつつタンク底への水の浸入を防いで長期に渡る保護を実現させます。
流出防止目的の二次設備 のコンクリート製の壁や床は、Belzonaの多岐にわたるコンクリート補修用複合材とコーティング材で補修、保護でき、復旧時間を大幅に短縮します。 Belzona 4111 (マグマクオーツ) などのコンクリート補修材は損傷を受けた流出防止目的の二次設備の補修と表面再生に最適です。 Belzona 4311 (マグマCR1) やBelzona 4341 (マグマCR4) などのエポキシコーティング材は、酸やアルカリなど様々な物質に対して、高温でも長期に渡って耐薬品性をもたらすように開発しました。
弊社の補修用複合材、高温コーティング材、ライニング材は、その他次の分野でも最適です。
- フェンダーとホース
- 熱交換器
- 海水フィルター
- 遠心力、真空ポンプ
- 化学物質流出防止設備
- 分離機容器